HOW TO GREEN

We will explain how to grow
and decorate plants
in an easy-to-understand manner.

植物の育て方How to Grow Plants in Soil

有機物の混じった土には養分が含まれ、グリーンは元気に育ちやすい環境になります。
インテリアグリーンには、通常の培養土ではなく、観葉植物用の土がおすすめです。室内環境に合わせて、
水はけ・通気性・除湿能力が高く、雑菌を抑える水質浄化効果で鉢の中をクリーンに保つことができます。

育成環境

日当り

植物は基本的に日光を欲します。日当たりが悪い場所でも比較的育つ品種もありますが、最低でも窓のある明るい室内で管理しましょう。種類によりますが、サボテン、多肉植物は家の中でも特に日当たりの良い場所で管理しましょう。

風通し

風通しは、植物にとってとても重要です。風によって新鮮な空気を送ることで剛健に育ち、土の蒸れ予防にも繋がります。冷暖房の風を当てるのは厳禁。葉の乾燥や温度変化によって元気がなくなってしまいます。

室内温度

10℃を下回る季節は屋内で管理してください。また寒暖差の大きい場所での管理は避けましょう。植物はとても強いですが、こまめに環境が変わると元気がなくなってしまいます。なるべく置き場所を変えずに環境に順応させましょう。

水やり

水やりは季節や品種によってことなりますが、適したタイミングで土に適した量を与えてメリハリを意識してあげることが大切です。受け皿の水が溜まりっぱなしになってないかなども注意が必要です。乾燥しているし場所ではこまめに葉に霧吹きを与えましょう。

植え替え

植え替えは、根がはるスペースを確保するのにかかせません。定期的に行いましょう。そのまま放置しとくと根のスペースがなくなり、酸素不足などで枯れてしまう原因になります。植え替えタイミングは、植物になるべくストレスを与えないように、春か秋に行うようにしましょう。
下記症状が出たら根詰まりの可能性があるので植え替えを検討しましょう。

  • 鉢底から根が
    出てきている
  • 土が水を吸わなく
    なってきている
  • 水はけが悪く
    なってきている
  • 新芽の調子が悪く
    なってきている

基本的な植え替え方法

ハイドロカルチャー植物の育て方How to Grow Hydroculture Plants

ハイドロカルチャーとは、土を使わずにハイドロボールと呼ばれる植込み材と水だけで育てる水耕栽培の一種です。
水位計で水やりの目安がわかるため、初心者の方にも向いている栽培方法です。
ハイドロボールは粘土を加熱・加工してできた人工石で虫などが寄り付きにくく、
菌が繁殖しづらい環境を作ることができるため、清潔に育てられます。
また、土で育てた場合と比較して養分などが少ないため、植物の成長が遅くなるという特徴があります。
部屋の中に土を持ち込みたくない方や、置く場所が決まっていて大きく育てたくない方におすすめです。

育成環境

日当り

植物は基本的に日光を欲します。日当たりが悪い場所でも比較的育つ品種もありますが、最低でも窓のある明るい室内で管理しましょう。

風通し

風によって新鮮な空気を送ることで丈夫に育ち、土の蒸れ予防にも繋がります。
冷暖房の風を当てるのは厳禁。
葉の乾燥や温度変化によって元気がなくなってしまいます。

室内温度

10℃を下回る季節は屋内で管理してください。なるべく環境を変えず、寒暖差の大きい場所での管理は避けましょう。

水やり

水位計の針が[min]まで下がってから、お水をあげてください。

水位計の確認方法

ラインより水をあげないようにしてください。
入れすぎた場合は、鉢を傾けて水を抜いてください。

水量は[opt]付近を目安に、
ゆっくりとお水をあげてください。

鉢底にお水が少ない状態。
水やりのサインです。

水位計の詰まりの対処法

水の中の汚れやハイドロカルチャーの付着により水位計が詰まってしまう場合があります。その際は、以下の対処法をお試しください。

対処法1
水位計の本体を優しく叩き、ゆっくりと鉢を左右に倒して赤い針が動くかを確認してください。
対処法2
対処法 1 でも動かない場合は、インナーポットから水位計を取り出し、底面部を水で洗い、汚れを取り除いてください。洗い流した水位計を水につけ、正常に動くことを確認し、元の状態に植え直してください。
植え替え

基本的に植え替えは不要です。土からハイドロカルチャーへの植え替えはできません。

鉢の選び方How to choose a pot

素焼きの鉢やテラコッタ、プラスチック鉢など、それぞれ違った特徴があります。
グリーンの育ち方や好みに合わせて鉢を選びましょう。

鉢と鉢カバーの違い

鉢は底に穴が開いていて、鉢カバーは穴が開いていません。鉢の穴は水分の通り道として必要なため、鉢カバーを使用する際は、鉢カバーよりひとまわり小さいインナーポットに植物を植え、鉢カバーに入れます。鉢カバーには植え込みできませんが、シーズンや置き場所などに合わせて鉢カバーを入れ替えて、インテリアコーディネートを楽しめます。

素材の種類

ファイバーセメント、
パウダーコートスチール

陶器に比べ軽量なファイバーグラス繊維で補強したセメント製の鉢やパウダーコート加工を施した比較的錆びにくいスチール製の鉢など、陶器にはないデザイン性に富んだ鉢もあります。そのデザインからインテリアを一層引き立てくれます。

陶器

通気・排水に優れている為、植え込みに適した鉢です。植え込む際は鉢穴が開いているものを選びましょう。焼き物ならではの雰囲気でインテリアに温もりを与えてくれます。重量がある為、倒れにくいですが、植物を移動する際は注意が必要です。

ウッド、
ナチュラル素材

木材や蔓、樹皮や繊維などを用いた鉢。天然素材ならではのリラックス感のあるインテリアが楽しめます。ラタンを用いた鉢は軽量な点もメリット。簡易防水を施したものが多いですが、水がたまると劣化するので、受け皿を使用しましょう。

よくある質問Q&A

家に持ち帰ったら落葉しました。
大丈夫ですか?

ほとんどの植物は環境変化に弱いため、育てる環境が変わると落葉する場合があります。
しばらく置き場所を変えずに様子を見ましょう。
馴染むと、新芽などが出てきて徐々に環境に順応します。

長期不在時の
お手入れ方法は?

通常の観葉植物は、春~秋の生育期には、気温の高い場所や直射日光を避け、出かける前にたっぷりと水を与えましょう。
ヤシファイバーなどで土の表面を覆い、水の蒸発を少しでも防ぐと効果的です。
成長の緩やかな冬の時期は、1週間程度の不在であれば出かける前にたっぷりと水を与える程度で大丈夫です。

葉がベタベタ
するのはなぜ?

虫の排泄物が原因の可能性があります。植物全体をしっかり洗い流して虫を駆除しましょう。
風通しの悪い所や空気が乾燥していると虫が付きやすいので、こまめな換気や葉水を行いましょう。

剪定は
必要ですか?

定期的に剪定しましょう。剪定をすることで成長を促し、しまった株になります。
また剪定をすることで植物の風通しも良くなり虫の付着予防に繋がります。

洗面所に置くのに
おすすめの植物は?

日当たりの悪い環境であれば植物を置くのはあまりお勧めしません。
少しの日当たりがあるようであれば、耐陰性の強い品種が多いシダ系の植物がオススメです。
涼し気な印象のあるシダは洗面の雰囲気にマッチしやすく、水が好きな品種が多いので、すぐに水を与えられるのもメリットです。