みなさん、こんにちは。

 

三寒四温で寒い日もありますが、だんだん春に近ずいてきましたね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

サザンモールのデッキも春らしい太陽の光が降り注いでいます。

 

 

 

さて、今日はとっても有名な椅子のデザイナーの作品が入荷しましたので

 

ご紹介したいと思います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後姿は？？？

 

そうです。この代表作をデザインしたハンス・Ｊ・ウエグナーです。

 

”座りやすさ”、”クラフトマンシップ”、”デザインの美しさ”を追及し、自ら優れた家具職人でもある

 

ウエグナーの作品は５００種類以上にものぼります。

 

そんなウエグナーコレクションの中から今日は、１９６５年に発表された”ＰＰ７０１　アームチェアー”と

 

１９８７年に完成した”ＰＰ５８/６８　アームチェアー”をご紹介します。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

ウエグナーの作品としては珍しいスチールフレームと、そのフレームに取り付けられた

 

座と笠木だけの構造で非常にシンプルです。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、何と言ってもこの椅子の最大の特徴は、４本の無垢の材を薄くスライスされた

 

ベンゲ材で寄木にし、真ん中の契りをあえて意匠的なポイントにしている笠木です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この部分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はっきりとした木目のアッシュ材とベンゲの契りが絶妙のバランスです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの椅子は、ウエグナーの自邸でも使用されいて、ウエグナーのコレクションの中でも

 

奥様の一番のお気に入りの椅子だそうです。

 

さて次は、ＰＰ５８/６８　アームチェアーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ＰＰ５８　アームチェアー

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 ＰＰ６８　アームチェアー

 

１９８７年に完成したこの椅子は二通りの座り心地を楽しむことが出来ます。

 

 

 

 

 

 

まずは、お行儀よくお尻を一番後ろまで。

伸びた背筋を背中の笠木が心地よくホールドしてくれます。

お食事バージョンですね。

 

 

 

 

 

 

 

さて次は、お食事も終わり、コーヒー（ブランデーかな？）  and  読書タイムです。

お尻が座面のペーパーコードの真ん中でホールドされて、厚めの笠木に背中を

ゆったり預けることができます。

 

 



 

 

 

 

 

そして、何とこの笠木の曲線は削りだしではなく、１本の材を蒸気熱で蒸して曲げられています。

このことにより、コストの大幅なダウンに成功し、より多くの方がこの椅子に座ることが

出来るようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ＯＡＫもこのとおり。

 

  

 

 

 

 

 

また、実用面でも非常によく考えられており、アームの高さをテーブルの下に入るように

することによって、使わないときもスペースを有効に活用できます。

 

  

 

 

 

 

さらに裏技みたいですが、お掃除のときはアームをテーブルの上に引っ掛けて

ストレスなく、お掃除ができます。（テーブルに当たるアーム部分の下部はフラットです）

私もたまに家の掃除をしますが、椅子の脚が掃除機のヘッドと喧嘩ばっかりして

ちょっとイライラします。

 

今日、ご紹介した椅子たちは、いずれもアクタス六甲店で展示しております。

ぜひ、ご来店いただき一度お掛けになってください。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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