“北欧の知恵”

date. 2013/04/30

みなさん、こんにちは。

 

今年のGWは暦通りのお休みの方が多いみたいで、通勤の電車も

 

普通の平日でした。

 

さて今日は、家具の仕上げとして主に北欧の家具に多い

 

”ソープフィニッシュ”のお話です。

 

ソープフィニッシュとはその名のとおり、石鹸を使って仕上げる方法で

 

石鹸の泡が家具の表面に付着した汚れを落とし、木目に残った石鹸成分が

 

木材を保護します。

 

でも、石鹸の泡をどうやって家具に摺りこむの????

 

なかなか想像できませんね?

 

実はちょうど先日、お取引先の北欧家具メーカーの担当の方が

 

来られて実演説明会がありました。

 

その時の写真をお見せします。

 

まず用意するのは、ソープフィニッシュキット(アクタスオリジナルも有ります)、

 

ぬるま湯を入れたバケツ、必要であればビニールシート、座面を覆うものなど。

 

 

①最初にぬるま湯に、フレーク状にした石鹸を溶かしてよく泡立てます。

 

②サンドペーパーで軽く素地調整をします。(#180~#320)

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このビニール袋に入っているのが、石鹸のフレークです。

 

 

 

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ここまで泡立てて、泡の部分のみをブラシで掬います。

③いよいよ石鹸の泡を家具に擦り込みます。 amov04514-002_00011

 

 

 

 

この担当の方のご自宅の椅子なので、かなり大胆ですが

これくらい泡を付けても、全然大丈夫らしいです。

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ひたすら、木目方向に向かって擦り込みます。

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④全体に満遍なく擦り込んで、汚れが落ちたら水分を拭き取ります。

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⑤完全に乾燥させて、ケバ立った木の表面を#400くらいの

サンドペーパーで軽くこすり、最後は布巾で乾拭きして

木の粉を落として完成。

ビフォー、アフターのビフォーの写真を撮り忘れたので、どれくらい

綺麗になったかお見せ出来ませんが、かなりでした。

何より、大好きな家具に愛着が沸くのが良いです。

ソープフィニッシュの家具をお持ちで、ちょっと汚れてきたなと

思ってらっしゃる方。

GWの連休でトライしてみませんか?!

*石鹸との相性がありますので、必ず最初に目立たない箇所に少量擦り込んで

様子を見ていただく事をお薦めします。

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